校庭に遊びに行った子どもたちが昼休みが終わったのに戻ってこない。 なんと泥にはまって足が抜けなくなったらしい。 場所は運動場の脇に木を植える予定のスペース。 運動場は水はけを考えて砂利を敷き詰めた後に土を敷いて固めてあるが、木を植えるところは根っこのはりを考えて結構深くまでが土だ。 元が田んぼだっただけあって運動場もかなり水はけが悪いが、植え込みスペースはさらに水はけが悪くて、今回の雨のせいで状態は焼く前のケーキ生地みたいになっていた。たぷんたぷんのぷるんぷるん。 子どもは軽いからついその感覚が面白くて奥まで入ってしまったようだが、植え込みは奥ほど土が軟らかく、気が付けば足は脱出不能なまでにめり込んでしまう罠。 おかげで皆尻餅をついて腿裏から尻までべっとり土まみれ。 引き抜くときにシューズは置き去りに。 後からシューズを発掘しようとしても、引き抜いた穴はちょっと時間をおいただけで綺麗さっぱり均されて見た目に判別不能に。…恐るべしケーキ生地状態。 結局鋤をガスガス打ち込み、違和感の感じた部分を重点に掘る方法で4足発掘成功。 それにしても新校舎で底なし沼にはまるってどんな学校だ。 もっとも、植え込みを踏み荒らす奴らも自業自得だと思う。ざまみろ。 |