約2年前に安売りで1ダース買い込んであった鉛筆削り(手動)が底をつきた。 純粋にクラス増で4つ出ているが、残り8つは破損交換。 しかも、古い鉛筆削りが壊れるだけではなく、交換したばっかの安売り鉛筆削りが大破修理不能になっての交換も多かった。 なんでおまえらそんなに破壊工作に走るんだー! そういえば、昔の鉛筆削り機が壊れると言ったら、粉受けのプラスチック容器部分を落として割ったりするのが多かった。 もしくは長期間使っていて、鉛筆抑え部分の滑り止めゴムが経年劣化で切れちゃうとか。 しかし、現在もっとも大破する部分は鉛筆抑えを開閉させるときに支点となる3本の柱部分だ。 強いバネを使っているので大変な力がかかる部分なのだが、現在殆どの鉛筆削りはこの部分がプラスチック製になっている。だから簡単に折れて使用不能になってしまうのだ。 粉受け容器が割れても接着剤でくっつけて直すことは可能だが、この柱は常時力がかかっているので接着剤で治すことはまず無理。 学校みたいに落とす投げるを常時される過酷な条件下では、コストダウンの名の元、どれもこれも弱っちくなった鉛筆削り機は1年と持たない消耗品のようだ。 そんな中、先日行った東急ハンズで見かけたのが「完全国産、オール鉄製鉛筆削り機」。 おおおお、これぞ古き良き時代の鉛筆削り! ちなみに定価は3000円(税別) うきゅ高い! でも長持ちしたら元取れるんじゃね? というわけで。 職場に1台買ってみました。CARL事務機 anger5 プレミアム! 実売価格は約2300円(税込) (ハンズで売っていたのはこれの上位機種ロイヤル。削り角度を2段階変えられます。 プレミアムは削り角度固定で、定価は2700円(税別)) 子供に使い初めさせるのがもったいなかったので、まずは試運転。 …こりこりこりこり♪ え?これ削れてる?なんか削りすぎ防止で空転してるような手応えしかしないんだけど。 びっくりして鉛筆を取り出したら、すごくつやつやして削れていた。 ひどい鉛筆削りだと木の部分がささくれたような削り上がりなのに、これはつやっつや。 刃が素晴らしすぎて削っているゴリゴリゴリ音すらしねえ! ちなみに現在鉛筆削りの刃部分を国産生産はほぼしてないそうです。うっは職人芸! むしろ自分のが欲しいいいいい! (でもうちじゃ鉛筆使わない…ほぼシャーペン) もちろん弱い部分は全部鉄。 むしろ、分解も出来ない構造になってた。 中のバネ飛んだら直せないな! いや、落として分解とかあり得ないからこその自信か。 長く使い込んだら、今度は錆びるのに注意しなくちゃ。 ネットで調べると、実売価格2000円(税込、送料込)で手に入りそうだった。 安売りの鉛筆削りが1個あたり800円程度なので、約2,5倍。 つまりは安いのより3倍長持ちすれば元をとれるということだ。年数換算なら3年くらいか。 意外といけるかもしれない! |